食品衛生試験キット、オートメーション生産コンベヤに移行

1月 30, 2017 | ケーススタディ, ケーススタディの動画

Belt Technologies, Inc.は食品衛生試験キットを生産する顧客から、非効率的で遅い組立システムに対するソリューションについてご相談を受けました。 彼らは手動から自動化生産への移行における設計支援を必要としていました。 また既存のコンベヤシステムは、製品を加熱プロセスに搬送するメッシュ金属ベルトでしたが、熱伝導が不均等なため出来上がった製品は信頼性に欠けました。

手動の組立工程は遅く、一貫性がなく、非効率

食品衛生試験キットの生産には液体検査媒体による使い捨て容器の充填、加熱コンベヤシステム上のトレーの硬化、ブリスターパックに入れた後の封印が必要になり、全てはクリーンルーム環境で行われます。

正式にはラインの作業者が手で媒体をテストキットに充填し、コンベヤの上に置きます。テストキットはメッシュワイヤベルトにより加熱素子まで搬送されます。メッシュベルトは熱を均等に伝導しないため、製品品質と一貫性に悪影響を与えます。キットが加熱工程で適切に硬化されないと製品の損失と時間に予期しないコストを生じます。

完全オートメーションを可能にする新しい金属ベルトコンベヤの設計と構築

Belt Technologiesはより強力でフラットなベルト表面を用意するために、ワイヤメッシュベルトを301等級の高硬度ステンレス鋼製のコンベヤで取り換えることを提案しました。301等級の高硬度ステンレス鋼は加熱工程の高温に耐え、中実のステンレス鋼の優れた熱伝導率が改善された熱分布を提供します。

顧客は熱伝導と信頼性の改善のために、既存のメッシュベルトを取り換える中実のエンドレス金属ベルトコンベヤの試作品を製作しました。このモデルのベルトはBelt Technologiesが提供しました。最初のコンセプトの証明はベルト、プーリー、ロールホルダーでした。顧客はこれらの部品を使用してコンベヤを自作しました。試作品がコンセプトを証明すると、顧客はBelt Technologies に実物大のコンベヤシステム(約20フィート長)の製作を依頼しました。顧客はシステムに熱板を提供し、 Belt Technologies がこれらの部品をコンベヤシステムに統合しました。

このシステムのコンベヤベルトは加熱工程中、アクリルガラストンネルを通りますが、ベルトがトラック上に留まることが大切です。誰にも気づかれずにベルトがトラックから外れ、数サイクル過ぎるとシステム全体に損害を起こす可能性があります。継続的な監視と調整を行えばこれを避けられますが、実施が困難な上に新しい従業員を雇用し、訓練する必要があります。Belt Technologiesの技術者の提案により、顧客はシリコンv‐ガイドシステム付きの強制トラッキングを採用しました。シリコンは高温環境に耐えるためにv‐ガイドの材料に最適です。強制トラッキングは手動のトラック調整や保全による停止時間や訓練関係のコストを不要にするために長期的な価値を提供します。

新しいオートメーションのステンレススチールコンベヤにより生産性と品質を改善

不均等な熱伝導を修正するほか、顧客はテストキットを充填するロボットアームを追加してシステム自動化をさらに推進しました。正確なロボットアームの動きを作動するために有孔ドライブテープが選ばれ、充填と硬化が手動工程の3倍の速さで実施できるようになりました。

このコンベヤシステムは既存のオートメーション梱包設備に簡単に統合されました。以前はテストキットの品質を手で検査し(適切な硬化を確認するため)、梱包に移動する必要がありましたが、現在では充填から、熱硬化、ヒートシール、ブリスターパッキング、最終梱包、出荷までシームレスに搬送されます。

最初のコンベヤが大成功を収め、生産の拡大を実現したため、顧客は他の数ラインにも同システムを発注しました。

 

金属製ベルトのデザインガイドと技術者向け資料

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