Belt Technologiesのスチール製ベルトは肉を美味しく調理します

BELT FP 2-14-0急速に成長し続ける世界の加工産業のなかでもファーストフード産業は特に多くのチャレンジに直面しています。 チャレンジの一つに食品加工産業に存在する厳格な水準の更なる引締めと生産コスト削減ニーズがあります。また食品加工会社は設定時間を短縮するニーズもあり、生産性と柔軟性を高めるために新しいイノベーションとシステム改善が求められています。

スチール製ベルトの市場リーダー、Belt Technologies EuropeはJustech of Sweden と当社のパートナーとともに革新的な食肉製品の調理・輸送方法の創造に取り組んでいます。

“Inducook” はスウェーデンのJutech ABにより開発された新しい調理器ブランドです。技術自体は従来の接触調理方法を用いますが、この事例では高品質のノンスティックコーティングが施された二台(上部と下部)のステンレススチール製コンべイヤーベルトにより製品が搬送されます。 他の接触調理方法と比較した本システムの利点に、ベルトを加熱する “Inducook’”ソリューションがあります。 現在、調理食品の生産は抵抗加熱、ガス加熱、オイル再循環加熱などの従来の加熱方法に頼っています。 これら従来の方法は排出物質の発生、高い消費電力、清掃とメンテナンスが難しい設備、再生不能なエネルギーの使用など、それぞれ問題を抱えています。

Belt Technologies Europeと密接に協働するJustech AB の技術者はコーティング付きスチール製ベルトを使用する誘導加熱(IH)システムを開発し、要求が厳しい今日の食品工場用に食肉調理システムを設計しました。 “Inducook”は、厳しい衛生水準が必要とされる高品質の製品によりグリーンなソリューションを提供します。

現在までJustech AB 技術者は、“Inducook”で調理できる広範な食品をテストしてきました。 彼らは既にベーコン、ハンバーガー、ケバブなど一般的なファーストフードの肉加工に成功を収めています。 肉製品は急速かつ完全に調理され、処理時間が節約され、正しい時間内に正しい温度で調理されるという安心感があります。近い将来、新しい設計イノベーションやその他の製品も計画されています。

Inducook の操作原理と設計の特徴と利点
“Inducook” 設備は製品を2台の誘導加熱されたノンスティックコーティング付きステンレススチール製コンベアベルトの間で調理します。これらは誘導コイルで加熱されます。 誘導コイルは上部と下部のステンレススチール製コンベアベルトの下に位置しています。 ステンレススチールの品質と等級は本システムの成功の要です。 この事例で使用されるスチールの等級は熱的性質に優れており、急速またはほとんど即座に伝熱を行うため、調理時間を短縮し、調理プロセスを厳しく管理することができます。

ステンレススチール製ベルトが誘導コイルに生成されるさまざまな磁界に接触すると、磁界はベルト素材内でうず電流の変化を誘発します。 このうず電流が磁気を帯びたステンレススチール製ベルトの素材内を流れると、金属の電気抵抗に反して
正確で局部的な熱を発生します。 肉製品は二台のコンベアベルトの間を通して搬送されるため、同時に安全な搬送と完璧な調理が
行なわれます。”Inducook” システムは肉を完璧に調理するために、スチールベルト内の温度を維持します。

“Inducook” 調理方法は現在使用される他の加熱ソリューションに比べ、多数の重要な利点を持っています。

主な利点:
❱ 衛生面 – 本設備は食品産業の最高の衛生水準を満たします。 Belt Technologies によりステンレススチール製ベルトに塗布されるノンスティックコーティングは食品接触用にFDA(米国食品医薬品局)に承認されており、衛生的で迅速な方法で清掃できます。 ステンレススチール製ベルトは両方とも簡単に取り外すことができます。 IH(誘導加熱)は非接触加熱なので、洗浄の際、水の接触に抵抗する強力な電気部品が使用されています。

❱ 調理した肉の品質とシステム生産性 – IH を使用すると、正確な温度レベルを簡単に管理することができます。 もう一つの重要な特徴に、違う製品に切り替えるのに数秒しかかからないという事実があります。 これは他の接触調理方法と比較した時、生産性が高まるという大きな利点になります。 このため設定時間を最短にすることができます。

❱ ノンステイック – “Inducook” の薄いステンレススチール製ベルトはFDAが承認した特別なノンスティックコーティングが施されています。 このため、いろいろな肉製品をベルトに付着することなく調理できます。 ノンスティックコーティングは耐摩擦性なので、調理後は完全で簡単な清掃とメンテナンスを実施できます。 ベルトはワイヤーベルトと違って平坦なため、処理される製品に跡を残すことはありません。 製品は調理後もきれいな外観を保ちます。

❱ グリーン思考と環境の改善 – その他の加熱方法と違って“Inducook”システムは、費用効果が高く、環境にやさしい製品です。 IH は電力消費が調節可能で、他の加熱方法と比べて無駄がないため、とてもグリーンなソリューションと考えられています。 生産の立ち上げ期間も可制御性と迅速な反応時間で総合的に電力消費を抑えます。 またシステム稼働中も静かで騒音がないため、作業環境にも優れています。

❱ エネルギー消費削減 – IH方法は90%の電気を利用可能な熱に変換します。 この用途におけるステンレススチール製ベルト素材の運転温度は425℃です。

❱ ベルトの耐用年数の延長 – 同様の調理ソリューションでは調理ベルトを頻繁に取替える必要があります。 本スチールベルト製システムではベルトの寿命が最大になるように設計されています。このシステムのスチールベルトの寿命は100万サイクルを軽く超えるため、修理コストを節減することができます。

❱ その他の利点– 開いたフレームなし、燃焼物質からの異臭なし、相対的にコンパクトな設備。 0.3mmのスチールベルトの厚さにより、小さな径のプーリーを使用できます。このため、設備設計で空間を節約し、総合コストを削減します。

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強力なパートナーシップ
“Inducook”の開発の成功はJustech ABにより強力で確固なパートナーシップが築かれたことにあります。 “Inducook” プロジェクトの成功のキーはBelt Technologies Europeと信頼された顧客/パートナーであるKalmar Kebab ABおよびMagComp ABとの貴重な提携関係にあるといっても過言ではありません。これは設備製作会社、ベルト供給会社、エンドユーザーという強力なチームのコラボレーションによる素晴らしい例であり、チームは独自の調理コンセプトを重要な革新とともにファーストフード産業にもたらしました。