弊社では一般的なスチールベルトコンベヤ設計を支援しており、お客様のPureSteel®金属ベルトやコンベヤシステム のトラッキングソリューションを最適化します。また、弊社ではMetrak©、フランジ、カムフォロアのような工学的な強制トラッキングソリューションを支援しています。より複雑なシステムについては、オペレーターが使いやすいように設計した自動トラッキングシステムを提供しています。
オートトラッキング
Belt Technologiesでは、独立操縦平ベルト用にシンプルで効果的なプーリーシステムを開発しました。このシステムでは、即時に簡単にトラッキングの調整を行うことができます。
この特許取得済みのシステムでは、操作環境の変化に伴うトラッキングの問題を解決できます。また、共通のマルチプーリーシャフトで独立ベルトの調整を可能にすることで、ダウンタイムをなくすことができます。ステアリングは、ベルトに関連するプーリーの角度を調整したり、横方向の張力を修正したりすることで行われます。ISP設計では、ピローブロックでプーリーシャフトを調整するのではなく、(スキューまたはオフセットボア付きの)可変性ステアリングカラーやシールドベアリングアセンブリをプーリー本体に取り付けます。回転時に、カラーがプーリー本体の角度を変化させることで、プーリー面を横切るベルトの双方向の動きが制御されます。
マニュアルトラッキング
弊社では、マニュアルトラッキングについて以下の3タイプをご用意しております。
プーリー軸の調整
金属ベルトシステムのプーリー軸の調整は、金属ベルトのトラッキングに最も効果的な方法です。ベルトの端の張力は制御された方法で変更され、ベルトのステアリングも行われます。この方法は、平プーリーとクラウンプーリーの両方に適用できます。理想は、ドライブプーリーとアイドラープーリーの両方が調整可能な軸を持つことですが、現実的にはアイドラープーリーのみが調整可能です。ドライブプーリーはモーターやその他の動力伝達装置と接続しているため、通常は調整が困難です。
クラウニング摩擦駆動プーリー
クラウニング摩擦駆動プーリーを使用する必要がある場合、軸調整の代わりではなく、軸調整と連結して使用します。その理由は、クラウニングプーリーがセルフセンタリング型の金属ベルトではないからです。クラウニングプーリーは、ベルトウェブがプーリーのクラウニング面に適合する必要があるため、薄いベルト上での動作に最適です。ベルトとプーリー面を適合するために張力を大きくすることはできますが、ベルトに永久的な歪みが生じるほどの張力にはできません。クラウニング摩擦駆動プーリーを最適な配置にするには、弦の高さがプーリー上を動作するベルトの厚さよりも大きくならないようにします。
強制トラッキング
シンプルな軸調整で不適切なトラッキングが完全になくならない場合、カムフォロアやガラス繊維入りのテフロン®フランジのような強制トラッキングが必要かつ許容できる可能性があります。システム設計関係を変更する必要もあるかもしれません。強制トラッキングは予想されているベルト寿命を下回る可能性があるため、より分厚いベルトの使用が推奨される場合があります。
Metrak©トラッキング
より幅の広いベルトが必要な強制トラッキングベルトの代わりに、金属ベルトの内周にVベルトを採用する方法があります。この2枚合わせのベルトのことを弊社ではMetrak©システムと呼んでおり、金属ベルトではなくVベルトにトラッキングの圧力を分散することで、強制トラッキングシステムのベルト寿命を最大化します。
弊社のお客様の声もご参考にしてください
弊社が製造の課題や生産の問題にどのように対応・解決してきたか、お客様の声をぜひご参考ください。同様の問題を抱えているお客様の解決の糸口となるかもしれません。
ご興味がおありですか?
総合的されたオートメーションや産業コンベヤシステムについてご興味がおありでしたら、お気軽にお問い合せください。お客様のトラッキングが改善できるかもしれません。